日本サッカー協会は、バワハラ行為が認定されたサガン鳥栖の金前監督と緑の永井前監督の処分を発表しました。
金前監督は、ライセンスをS級からA級ジェネラルへの降格。
永井前監督は、S 級ライセンスの1年間停止。
どちらも、協会の定める研修会および社会奉仕活動の参加も義務付けられています。
金前監督の処分は、S級を再取得するのに最低2年間を要する極めて重いものでした。
厳罰となった理由と両者の差について、THE PAGEの記事がこちら。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/70036b2cd001e1e6fd99946c2522d03618505abc
どうやら、処分を下したのはサッカー協会ですが、社会全般のハラスメントに対する意識に対して、Jリーグの意識が遅れているという、Jリーグ自身の猛省で厳罰となったようです。
前に大問題となった相撲協会のと違って、自分達自身で、是正していくという意気込みを表したもののようです。
良い判断だと思います。
そして、両者の処分の差異は、金前監督の行為が、未成年者である高校生に対しても行われていた点が、重く受けとめられたようです。
スポーツ界では、わりと、厳しいスパルタ教育が容認されてきた風土がありましたが、もう昭和どころか、平成も遠くになりつつあるなか、変革はしていくことが必要です。
もう、「ツルまで走れ」なんて、言っては行けない時代なのでしょう。
世の中全体に、明るく楽しい活動が広がっていくことは良いことです。