サカノワだけ、しつこくレアンドロのことを取り上げているので、
触れておきます。
8/7の清水戦、現地での観戦では、分かりませんでしたが、
レアンドロが悪質な報復プレイをしていたようです。
サカノワの記事は、レアンドロを一方的に糾弾した上で、
東京がクラブぐるみで庇っているような論調で不愉快です。
ものごとには因果関係があります。
同記事にもありますが、後方選手からの後藤のチャージは、
明らかなファウルで危険だったとあります。
レアンドロの報復プレイは、当該プレイで引き出されたもので、
周りがフェアプレイに徹している限り、行われません。
一方で、だからといって、報復して良いわけではありません。
もちろんですが、暴力は厳しく罰せられるべきだと思います。
なので、後藤選手には、イエローカードが示されて、
レアンドロにレッドカードが示されれば良かったプレイです。
しかしながら、どちらも示されませんでした。
公的なジャッジでは、当該プレイは問題なしで流されたわけです。
本件の問題の本質はそこにあるのです。
レッドの判定が示されていれば、クラブも当然ながら処分しますし、
また、東京サポも、レアンドロの行為を擁護することはありません。
東京が厳しい処分が行うことで、結果、嫌みったらしい記事を、
サカノワにしつこく書かかれることもありませんでした。
マスコミが、VARを使いこなしていないと見受けられるジャッジが、
一番の問題であると厳しく糾弾したのであれば、賛同もします。
でも、公式に試合が終わった後で、各クラブが自選手のプレイを、
悪質ではなかったかと、詳細に見返すクラブなんてありますか。
公式ジャッジを常に疑い、自クラブの選手も疑って、映像を見直し、
誤ジャッジと独自に判定して選手を処分するクラブなんてありますか。
そんなクラブだったら、逆に選手もサポも嫌です。
本件は、煽り運転の問題と似ていて、煽り運転手は厳罰されるべきですが、
一方で、煽りをさせた、被害者側の行為にも問題があることが多いのです。
しかし、マスコミは、煽り運転だけを報じて、その原因となった、
被害者側の行為を詳しく報じていないことが殆どです。
そこを報じて議論に載せないと、煽り運転を招かないための運転、
という予防手段の論議が醸成していかないのです。
決して、被害者側が悪いと言っているのではありません。
詳細な因果関係が報じられれば、気付かずに行っていた行為が、
煽りの原因となると認知することで、防ぐことができるのです。
自動車にも、ドライブレコーダーがあり、公式ジャッジを司る警察は、
それを見て煽り運転かどうか判定しているはずです。
何故、それがJリーグの審判はできないのでしょう。
マスコミには、そこを厳しく糾弾して欲しいものです。