広島が苦しみながらも順当に京都を下す結果となりました。
決勝で甲府に広島が勝てば、ACL出場枠がリーグ4位まで繰り下がり、
東京にもACL出場のチャンスが巡ってくるということになります。
見飽きたルヴァン予選の組合せよりワクワクするのは確実で、
栄誉でもあり、それを望む声が多いことは当然だと思います。
ただ、当方は、ACLにリーグ4位で出ることは罰ゲームとなり、
下手すると残留争いに巻き込まれかねないので余り歓迎はしません。
でも、実際に出られたら、そんなこと忘れて楽しんじゃいますが。
で、昨日J2の甲府に負けて、今年東京がシーズンWを喰らわした、
鹿島が荒れているようです。
スポニチの記事から。
常勝なんて思い上がると、サッカーは詰まらなくなりますね。
やっぱり手強いというチームは作れるけど、必ず勝つチームは無理。
必ず勝つのはスポーツではなく、昔の巨人と同じ、興行です。
よもやの負けを喫して、精神的に追い込まれた選手達を労り、
来年は頑張れと激励してあげるのがサポーター道というものです。
ブーイングした方がよいときも、愛を込めて行うものです。
負けをなじって、監督・選手達と言い争うなんて、無粋です。
正しいサポーター道とは、負けを自分で飲むことにあり。
それができない人は、サポーターを名乗る資格はありません。
真の常勝軍団なら、負けてなお威風堂々とした風格を保ち、
勝者を称えるゆとりを見せてくれる姿が、粋だと思うのですが。
そうした姿に一番近いサポーター像を見せてくれているのは、
磐田サポのような気がするのです。
黄金期もあり、幾度ものタイトルマッチも、ダービーマッチも越え、
降格も知り、酸いも甘いも噛み分けてきたサポです。
が、ゴール裏が荒れたということは聞いたことがありません。
東京も、京都に負けて降格が決定した日の試合後のゴール裏も、
怒号する者はなく、頑張れの拍手が選手達を包んだと聞きます。
全てのJリーグのサポーターには、どんなシチュエーションでも、
選手達を応援してあげて欲しいものです。
当方が、どんな場面でも、選手を応援してあげられる自信があるのは、
元フリエのサポだったことも大きいのかもしれません。
応援するチームがあるというのは、それだけで幸せなのです。