青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

浦和暴徒化問題の本質部分

昨年の天皇杯暴徒化で、今年の天皇杯の出場権剥奪の処分を受けた浦和。

 

自身で反省するための施策の一つとして、クラブが、2/16に「第三者委員会 公開シンポジウム」を開催したそうです。

 

東スポの記事から。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/295114

 

同シンポジウムに出席した記者が、違和感を覚えたと書いていることがあったそうです。

 

それは、質疑応答の時間に、参加した浦和サポの一人が、次のような質問をしたそうです。

→名古屋サポーターへのヒアリングはしたのでしょうか?

 

三者委員会が、していないと答えると、当該質問者は、なぜかと追求したそうです。

 

記者は、それに違和感を覚えたと書いて、核心の部分について言及しないで、ぼやかしています。

 

が、まさにその違和感の部分こそ、本件問題の本質的部分なのです。

 

悪いことした奴は、悪いことしたのだから、周りの状況に関係なく、悪いことしたことを反省すれば良いだけです。

 

ところが、本当の悪は、すぐに責任転嫁もしくは責任逃避の道を探ります。

 

奴らの思考回路の流れは次のようなものです。

→俺じゃなくて、あいつが酷いことするからで、俺は仕方なくやったことだ。

→周りも似たようなことしてるのに、なんで俺が注意されなきゃいけないんだ。

→喧嘩で人を一人殺した奴が、通り魔で30人殺した奴を見て、罪もない人をたくさん殺した悪い奴と違って、俺はどうしても許せないことをした奴にお返ししただけだから全然悪くない。 

 

悪いことをしたら、ただ単に、自分のした悪いこと見つめ直し、素直に反省して、もう二度と同じことはしないと誓うというのが、正しい更生の方法です。

 

悪いことは、単にしてはいけないことであって、悪の程度を計るような、相対的評価の視点を持つ必要はありません。

 

それは、刑罰を決める裁判官に任せれば良いことで、悪いことした奴が考えることではありません。

 

その当たり前のことから教えなければならない状態にあることが、何年もずっと、毎年毎年、浦和が問題を起こしてきたことの本質的理由です。

 

これでは、更生の道は遥かなり、ですね