青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

あめの日の閑話 弐拾

少し過ぎた感がありやすが、花散らしの雨でござんす。
出遅れた東京を、雨後のタケノコに変える雨だと期待いたしやしょう。

昨晩、テレ東の乾物屋給田とかいう番組で、河原社長が取り上げられておりやした。
いわずと知れた、「博多 一風堂」の創業者でありやす。

役者を目指していただけのことはあって、芝居掛ったその熱い語りに、
さすがに人を動かすことができるトップの器にあることはよく判りやした。

ラーメン好きのやつがれは、もちろん明大前の一風堂さんに顔を出しておりやすが、
正直、どうにもやつがれの心の琴線には響かないラーメン屋さんでやんした。

そのわけが昨日の番組で、よ~く判りやした。

女の子たちから、ラーメン屋は汚くて、臭くて、恐いから一人で入れないと聞いて、
それらをアンチテーゼにした演出と接客で、女の子の集客に成功したという戦略。

一本ずつ麺をお運びになられるお上品な方々をターゲットにした店づくりじゃあ、
やつがれなんざぁ、居心地悪いわけだと納得いたしやした。

なんとなくあのスタバって奴と同じような雰囲気があって、
ドトール好きのやつがれとしては、どうにも落ちつかねえんだよねえ。

いまだに200円ラーメンを出し続ける豪徳寺の「満来」さんの、
あの味のある店構えがいいんだよなあと頭に浮かんでくるやつがれの方が、
やっぱ、ヘソ曲がりなんでしょうねえ。