梅雨空に吹いた涼風

梅雨空に偶に覗く青空は、もうすっかり夏色をしておりやすねえ。
これからシーズンも佳境に入る、文字通りアツい夏がやってまいりやす。

アツい夏ばかりでなく、神戸では出戻りの兄さんが、
名古屋は四千への未練の裏返しとばかりに、豪州から巨人がやってきやしたねえ。

東京は、第３の男候補の練習生が来るものの、なかなか決まりやせん。
次は浦和のエスクデロの従兄弟がブラジルからやって来るらしいでやんす。

きっと、暑苦しい顔してんだろうなあ…

それにくらべて一片の涼風のように感じた柿谷君の発言。

遅刻癖のせいかＫＹな性格のせいかは知りやせんが、
セレッソから徳島にレンタル移籍となった柿谷君が言っちゃいやしたねえ。

自らゴールを決めてのヒーローインタビューに対して、
「セレッソなんか落として、徳島がＪ１にいこう」とストレートに本音を暴露。

なんたって19歳でやんす、若いってのはうらやましいねえ。

なんとなく若い頃の自分を重ね合わせてしまって、
あの頃は怖いものなんか何もなかったよなあとノスタルジックな気分になりやした。

なんかノリオっぽくて、欲しい選手の一人なんでやんすがねえ。

でもね、一緒にやってた城福さんが声を掛けないとこ見ると、
やっぱ組織プレイには向いてないのかも…