青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

川崎は何故勝てないか

ついに8連敗。

以下、クラシコライバルへの愛に裏打ちされた、東京サポの穿った分析。

川崎が勝てない理由は、ずばり、チンピラMを放出したからでやんす。
それは短絡的表現なのではなく、象徴的表現でやんす。

そもそも、川崎の本質的な強さがどこにあるかと言えば、
それは反骨心以外の何ものでもありやせん。

出発からして、名門風を吹かして威張りくさった緑と同じ街の本拠。

その街自体も、何でも揃う東京とお洒落な横浜に挟まれ見向きもされず、
工場の公害と公営ギャンブルしかないダーティなイメージ。

自分達を蔑むそうした全ての周りのモノに対して反発し闘ってきた気風、
つまりは反骨心が、川崎の街に育たないわけがありやせん。

それと重なる匂いが、国際ルール無視の国の代表選手と、
チンピラのようなM選手が活躍した、関塚川崎にはありやした。

ラフで強引なダーティプレイで、勝ちきってくるクラブ。
それが、周りからの目線に映る川崎の強さでやんした。

でも、今や川崎という街は駅に降り立つと、最先端の商業施設が立ち並び、
公営ギャンブルの人々で溢れた昔の面影は、全くありやせん。

むしろ、快適で住みやすそうな好印象で、
今までと180度変わろうとする川崎のチャレンジが進んでることに気付きやす。

それに呼応するかのように、相馬監督招聘とチンピラ選手の放出。
川崎のダーティイメージからの訣別の覚悟を、そこに見たわけでやんす。

何をしてでも勝つサッカーから、
相馬監督の全国的に受け入れられるクリーンなイメージのサッカーへの変革。

正直、川崎は、相馬監督で全国区のクラブになるな、と思いやした。

他からも羨ましがられるフェアでクリーンで強いクラブになるには、
川崎は、今が、まさに我慢のしどころでやんす。

東京のように、綺麗な優等生的サッカーを目指して降格したくなければ、
相馬監督を切って、昔のスタイルに戻ればいいと思いやすよ。

でも、東京サポは、東京が勝ち至上主義のギスギスしたチームになるより、
降格しようが、今の東京のカラーに惹かれて集まっておりやす。

それは、言い換えれば、
勝てるチームではなく、愛されるチームが好きだということでやんす。

川崎は、どちらの道に進むのでしょうかねえ。