90分のオープニングとクロージングの一瞬の綻びを、お互いに仕留めあった形の決勝戦。
どちらが勝ってもおかしくない、伯仲の好ゲームを制したのは、市立船橋。
1-1で迎えた延長で、スルーパスに反応して飛び出した市船のエースが放った豪快なシュートが、キーパーの手を跳ね退けゴールイン。
見事な優勝でやんした。
それで終わりとしても、良いんでやんすが…
別に市船の優勝に水を差すわけじゃありやせんが、あの決勝点は、どう見てもオフサイドでやんしょ。
四日市の最終ラインの前にいた市船の選手が、プレーに関与してないなんて、どう考えても納得できやせん。
四日市のDFの手が自然に挙がっておりやしたが、市船の選手にオフサイドトラップを仕掛けてたのは明らか。
一番前に居た市船の選手は、四日市のDF陣との関係性において、プレイに関与してないと言い切れるんでしょうか。
前の選手が居て形成された最終ラインより前にパスを出したんですから、その時点でオフサイドでしょうよ。
あれがオフサイドでなければ、2008年リーグ戦、国立でのダービーで取り消された長友のゴールを返して欲しいもんでやんす。
昨日の決勝戦で、ホントに見事だったのは、全く抗議しなかった四日市かもしれやせん。
勝負は時の運、市船の優勝は優勝として称えられて良いと思いやす。
残念なのは、昨日の決勝点に繋がったパスが、何故オフサイドでないと判断したのか、主審の判断基準が聞けないこと。
プレイへの関与の判断基準について、これはOK、これはNGと、我々ファンにも判るよう、具体例で示して欲しいわけでやんす。
具体例を判例のように積み重ねて、誰の目にも明らかにしていくことが、正しい発展なんじゃないんでしょうかねえ。
もっとフランクに論議されて然るべきだと思いやすよ。