さあ今日はJ1第6節、味スタホームの鹿島戦。
東京はまだ万全の勝ち方ではないけれど、
いつの間にか手に入れていたタフさで、したたかに勝点積み上げて、現在3位。
一方、タフさでは一日の長があるアントラーズが、まさかの最下位18位。
たぶんこれは、王者たる者、ジンクスはきちんと果たさねばならぬという、
律儀な使命感を持ってのことなのかもしれやせん。拍手。
2010年12月29日天皇杯準決勝、東京は鹿島に敗れやした。
そうです、国立で東京に勝ったクラブは降格するというジンクスでやんす。
ただ、王者の凄いところは、鹿島名物もつ煮とハム焼きを味スタに持ち込み、
東京イナゴ軍団の懐柔に掛かる狡猾さを持ってることでやんすな。
あのもつ煮とハム焼きさえ持ち込んで頂けるなら、東京は喜んで、
ジンクスの神様に、ジンクス発動執行猶予の嘆願書に署名しちゃいやす。
懐柔という言葉で思い出しやした。
鹿島アントラーズのアントラーは、
鹿島神宮の鹿にちなみ、茨城県の茨もイメージした、鹿の枝角のこと。
でも、我々ウルトラマン世代はどうしても、アントラーと聞くと、
「バラージの青い石」のクワガタ虫のような怪獣を思い起こすわけでやんす。
で、あのアントラーのクワガタの角みたいなのが、鹿の枝角に似てるから、
アントラーというのだと思ってたら、どうやら違うんでやんすなあ。
砂漠のすり鉢状の穴に住んでるところからも明白なんでやんすが、
アントラーはクワガタではなく、あくまで蟻地獄をモチーフにしたもの。
蟻地獄を英語で言うと、「ant lion」。
なので、アントライオンから、アントラーという名前が生まれたそうでやんす。
ってことは、やっばりアントラーは、
最下位の穴から抜け出せない蟻地獄に落ちてしまったってことでやんすかねえ。
結局、そこに戻っちまいやしたか。
あまり鹿さんをネタいじりすると、鹿角で突かれる逆襲に遭いそうなんで、
そろそろ、出陣の準備に掛かりやすかねえ。