バイラス星人を見た

昨晩のＮＨＫ特集で、初めて撮影に成功したという、
深海での生きたダイオウイカのリアル映像を拝見いたしやした。

驚いたのは二点。

先ず一つは、ダイオウイカの生息域である深海600ｍ～800ｍという場所に、
人が潜水艇に乗って、いともたやすくアプローチできる時代になったこと。

その潜水艇も、潜望鏡と申し訳程度の小さな窓の付いた軍用のものではなく、
頭上から前方の広い視界が確保された自家用車感覚の乗物になっておりやした。

ホント、技術の進歩は目覚しいもんでやんすなぁ。

そして、もう一つ驚いたのは、やはり、ダイオウイカのビジュアル。

ひとたび捕らえた獲物は絶対にその手から逃さない狩猟者として、
余りにも見事に、効率的な形態に進化した生物だと思いやす。

何より、獲物を発見するために人間より性能が高いかもしれないという、
巨大に発達した目玉が不気味で恐いんでやんすなあ。

あの目を見たとき、ガキの頃、正月休みなんかにＴＶ放映してくれた映画、
ガメラ対宇宙怪獣バイラスを思い出しやしたよ。

→http://www.dailymotion.com/video/x7ycm6_yy-yyyyyyyyyyyy-ed_shortfilms

地球を侵略しにきたバイラス星人が反撃され、ボスが仲間の分裂体を合体吸収して、
倍々に巨大化して怪獣となったのが、宇宙怪獣バイラス。

ガメラがバイラスに突き刺されたシーンは、当時の子供達はみんな、
あのガメラが負けてしまったと絶望したぐらい、衝撃的シーンだったのでやんした。

何故か最後は、ダイオウイカが、バイラス星人の話になっちまいやした。

でも、ご容赦ください。
なんたって、今日は、星人の日、もとい成人の日でやんすので…