菓子杯決勝は、3-2でガンバが広島を制して2度目の優勝。
2度目のタイトルで、これでやっとガンバも東京に並んだわけでやんすな、
なんてね。
それにしても、0-2から、絵に描いたような素晴らしい逆転劇。
実に、圧巻でやんした。
ただ、川崎も甲府も、自分のとこではシュートが下手だったパトリックが、
あんなにも鮮やかなゴールを連発するなんて目を疑ったことでやんしょ。
これで、清水時代には優勝に縁がなく、シルバーコレクターと揶揄された、
長谷川健太がついに初戴冠したわけでやんす。
ガンバにではなく、先ずはサッカー監督ケンタにおめでとうと言いたいねえ。
日刊が報じているケンタ監督のコメントが、実に彼らしいでやんす。
→http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/11/09/kiji/K20141109009250260.html
>「0―2になった時に『持ってねえな』と思いました。」
>「広島の選手のことが気になった。素直に喜べなかった。」
でも、そこは素直に喜ばないと、逆に広島の選手に失礼。
敗者は、勝者の笑顔を目に焼き付けて、臥薪嘗胆を誓うものでやんす。
まあ、そんなことは百も承知の方だからこそ、紆余曲折の途を経て、
ついに頂上の風景を見た男の言葉として、やはり感じ入るものがありやす。
長谷川ガンバの輝きを祝福しつつ、来年は東京が挑戦したいもんでやんす。