清水が9人も選手を落としたので、前半こそ控組が意地を見せるも、全く勝負にならず。
強制的に代表選手抜きで戦わされて清水に敗れた東京としては、ここまで露骨に戦力を出し惜しまれては、ちょっとスッキリいたしやせん。
が、これで清水は降格した場合の言い訳を、一つ失ったと思って飲み込みやしょう。
それにしても、天皇杯決勝に駒を進めたガンバは、強いね。
西野ガンバのときは、色んなチームの強力な選手をあさましいまでに強奪しての嫌らしい強さだったけど、ケンタガンバは違うね。
パトリックは、甲府時代はシュートがド下手だったけど、チームの連携力で開花させたし、DFも他から厄介払いされた選手が生き返った感じでやんす。
昨日、超絶ループを決めた宇佐美も、海外出戻りの生え抜きでやんす。
ケンタガンバは、そうした強奪以外の戦力が、じわっと芯から持ち上げたかのような強さでやんすので、嫌みがありやせん。
過去、リーグ、菓子杯、天皇杯の年間三冠を成し遂げたのは、2000年の鹿島だけ。
今年のガンバが三冠を達成する可能性は、十分にあると思いやす。