青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

これっ霧、これっ霧、もうこれっ霧ですか~ by 山口百恵

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千葉から総武本線に乗り鹿島神宮目指して、のんびり各駅停車の旅の始まり。

鹿島神宮駅に着いて驚きやした、
自動改札がなくてパスモが使えず、自己申告で現金精算させられやした。
これって、ある意味アウェイの洗礼ってやつですかい?

駅前の観光協会で帰りのバスの状況を確認。
受付の方に、「こ~んな遠くまでよくぞいらっしゃってくれました」と、
最大級のウェルカムの言葉を頂き、「どーせサッカーバカですから」と言いたくなるところ、
素直に「どういたしまして」と受けておく。

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駅前から神宮への坂の途中に、剣聖「塚原卜伝」の銅像が。
こちらは、宮本武蔵に出てくるイメージよりずいぶんと若いお姿でやんす。
実際は、塚原卜伝没後に武蔵が生まれており、あの有名なシーンは創作らしいんですが…


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鹿島神宮の荘厳なご神木の森を抜けて、歩いてスタジアムへ。
裏の森を通り抜けるとき、ブレアウッチムービーのワンシーンのような錯覚に陥るくらい、
前後に全く人影が見当たらないという、日常では有り得ないウォーキングを堪能。

スタジアムが見えてくると、テッペンが霞んでて、こちらも有り得ねぇって感じでやんした。

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スタジアムに着いて、掛けてあるフラッグになんで「せんとくん」がいるんだろうと、
近寄ってよく見たら、「ぼくでんくん」でやんした。

中に入ると、モツ煮のうまさとビールのカップが大きいという条件に加え、
連れ合いを置いて久々に一人での参戦のため、おかわりがオーバーペースとなり、
早々にヨッパライのできあがり。

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そのうち、スタジアムがどんどん霞んできて、不安とともに霧が濃くなっていきやした。
やつがれは眼はいい方なんでやんすが、肉眼でも双眼鏡使っても、
後半大事なところで、東京の白ユニがなんとか判る程度で、
反対側のゴール前が全く見え無い状態になっちまいました。

これじゃ、肝心なとこが見えねぇモザイクが掛かったビデオみてえなもんで、
試合内容云々の前に、フラストレーションがたまりにたまった試合となりやした。

先制点は、アウェイながらゴル裏の声援も一際盛り上がっていて、
その声援の後押しも加わったかのように、泥臭く気力で押し込んだような形でしたので、
これを待ってたんだよ言いたくなるような、素晴らしいゴールでやんした。

あとは、見えないんで、なにが起こったか判りやせん。

ただ、やっぱ鹿島は強いね。
パスの通し方、受け方のひとつひとつに洗練されているという印象を受けやした。

城福さんよ、東京の五里霧中を、早く雲散霧消させてくれ~。