さあついに今日は、J1第34節は最終節の対マリノス戦@日産。
優勝を決める最終決戦だ!!
東京の立ち位置は簡単。
負けても、分けても、普通に勝っても駄目。
首位相手に4点差以上という突き抜けた勝ち方でなければならない。
でも、東京の気持ちとしては、非常に楽だ。
現状のままでも、過去最高位の2位で、クラブ史上最高の獲得賞金、
それに加え、ACL参戦と菓子杯決勝トーナメントからの参戦が確定。
そして正真正銘の「悲願」の呼称を手に入れられるのだ。
もし、4点差以上の勝ち方というミッションを達成出来たら、
それは恐らく、Jリーグ史上に永く刻まれることだろう。
その瞬間が目の前に現れる可能性は、決してゼロではない。
奇跡が起こることが、何パーセントでもあるかと思って、
奇跡の瞬間を夢想するだけで、身体の震えが止まらず、
気持ちも、もう、ふわふわワクワクして仕方がない。
一方、相手は、まさか4点差の負けなんてあり得ないと思って、
余りビハインドのことを考えていないはず。
攻撃一方で来たチームが、例えば、0-2の劣勢になった場合、
それでもやはり攻撃して点差を縮める方にベクトルが向くのか、
今のチームでは、やったことのないハマナチオで来るのか。
恐らく敵将は答えをもっているだろうが、彼の頭の中の解答が、
全ての選手に共有されているかは疑問だ。
攻撃すれば良しできたチームに、そんな経験はなく、
真剣なビハインド時の意識合わせはできていないはずだ。
そうした意味で、東京のミッションは非常にシンプルだ。
先制してもされても、ただひたすら、ゴールを奪うのみ。
そうだ、子供のように、ただゴールを獲りにいくだけだ。
サッカーの原点に帰って、ただ楽しむだけだ。
最後の一秒までゴールを狙って行こう。