正直なところ、無観客でもよいから、早くJリーグも再開して欲しい、
と思う気持ちがある一方、やはり、結構気になるところがあるようです。
サンスポに、ドルトムントの監督のコメントが掲載されています。
→https://www.sanspo.com/soccer/news/20200517/bun20051707160006-n1.html
「シュートを打ったり、最高のパスが通ったり、ゴールが決まっても、何も起きない。とても、とても奇妙だ。我々は本当にファンのことを恋しく思う。いつもとはまったく異なる試合になった。」
スポニチは、ブンデスリーガの無観客試合の開催条件を報じています。
→https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2020/05/17/kiji/20200517s00002023043000c.html
《独リーグ再開の主なガイドライン》
▼PCR検査
シーズン終了まで、全ての選手、スタッフのPCR検査(週2回)。陽性者は隔離。
▼入場制限
無観客開催。1試合に関わる人数を最大で322人(ピッチ内98人、
スタンドレベル115人、スタジアム外109人)に制限。
▼マスク着用
プレー中の選手、審判を除く、会場の全員がマスクを着用。
▼消毒
ボールは試合前、試合中に消毒。ボールボーイの手も定期的に消毒。
▼ソーシャルディスタンス
選手、スタッフの会場への移動は、消毒された複数の車両に分乗。
移動時はマスク着用。ロッカールームの使用は、30~40分に制限。
先発、控えなどで使用タイミングをずらす。
ベンチでは2、3脚ごとに座る。互いの距離は1.5メートル以上確保。
▼食事
チームシェフが準備し、事前にパックされた状態で会場へ搬入。
▼握手なし
入場前の選手集合なし。チームごとに入場するタイミングをずらす。
集合写真、握手、円陣は禁止。
▼試合前イベント
エスコートキッズ、マスコット、試合前イベントは禁止。
▼取材
記者席、会見場は閉鎖。会見はネット、テレビ形式のみ許可。
選手達が、集合写真もなし、円陣も組めず、握手もできないのでは、
士気の挙げようがないように思えて仕方ありません。
今は、サッカーゲームもビジュアルが向上してリアリティがありますが、
現実の方が、昔のゲームのような無機的なものになってしまったようです。
PCR検査の週2回実施を基本にしているなら、試合前の円陣や、
ゴール後の握手くらいO.Kにしないと、ヒューマン同士の試合に見えません。
日本も右に倣えで、同じ基準での実施になってしまうんでしょうか。