Jリーグが、公式で、京都に懲罰金100万円の制裁を与えたことを発表。
→https://www.jleague.jp/sp/release/post-63488/
対象事実は、過日2/9に行われた、サンガスタジアムのこけら落としで、サポーターが、ナチス親衛隊が使用したデザインの旗を振ったこと。
別のゲキサカの記事には、2010年から2019年まで、ずっと同じデザインの旗を降っていたんだとか。
京都の新スタジアムが素晴らしいと前評判が高くなり、各報道から取り上げられため、今年になたって、あの旗はなんぞやと社会の目に止まったということのようです。
それで、人種差別の意図はなかった本人の責任というより、ノーチェックできたクラブの罪は重いとした判決のようです。
個人的には、懲罰の制裁よりも、線引きが難しいものをクラブが目にしたら、すぐに、Jリーグ協会の然るべき窓口にジャッジを仰ぐ体制作りを進めることが大切だと思います。
ハーケンクロイツは、明らかにNGだけど、ドクロをあしらったデザインなんかは、あちこちに散在していて、そういうものを好む連中が、そのバックボーン なんて知らないことは大いにあるわけです。
係員だって、全部知ってるわけじゃありません。
なので、スタジアムでは瞬時にはわからなくとも、協会に判断を確認するジャッジ機関がないと、各クラブの係員もと途方にくれてしまいます。
他にも、東京で見る新撰組の弾幕を、レノファ山口のスタジアムで掲げたら、烈火の如く、怒鳴り込まれることは必至です。
でも、新撰組の信奉者には、訳が分からないことでしょう。
視点で変わる評価は、一クラブで、勝手にくだせるものではありません。