青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

東京の一部サポの不祥事に関する考察

先日の天皇杯3回戦で起きた不祥事の件。

 

川崎のクラブ相手に、敢えて、東京ダービーとは言いません。

いわゆるライバル同士の対戦という捉え方は間違っているので。

 

切磋琢磨しての熱い対戦ではないのです。

東京にとっては、緑の存在そのものが赦せないがための戦いです。

 

緑の割り込みを許し、緑が経営破綻したときも、フリエは見捨てながら、

緑に資金供与してまで存続させたJリーグ協会にも、抗う戦いなのです。

 

なので、他の地域のダービーと一括りにされるのが心外です。

そこを理解しないと、悪事の根っこが理解できないのです。

 

もちろん、敵の看板を損壊させたり、スタンドで花火は言語道断。

聖戦なのに、正義の信念に自ら泥を塗る愚かな行為です。

 

報知が現況を伝えています。

hochi.news

 

花火をした馬鹿者は名乗り出たとのことです。

 

行為者は、許すまじ。

断固として厳罰が架せられなければいけません。

 

ただ、今回の悪事には2つあって、よく考えると全く異なるものです。

 

看板損壊は試合運営の管理外でのことです。

 

スタジアムから離れた看板に警備員を配置するまでの責務は、

クラブにも、サッカー協会にもあるとは思えません。

 

馬鹿の特定は、東京も協力しますが、警察の捜査が主導となり、

警察、検察の刑事処分の内容を踏まえて、クラブは対応すればよし。

 

その過程で、再発がないように啓蒙告知をするとともに、

馬鹿予備軍への抑止力として、厳罰内容を広報すれば足ります。

 

花火は、クラブ主導で行為者を特定して、対処することが必要で、

かつクラブ自身もサッカー協会から罰を受けることになるでしょう。

 

そこで、一つの疑問があります。

今回の花火事件のあった試合の主催者は誰だったのでしょうか。

 

サッカー協会なのではないでしょうか。

 

別に東京のクラブに責任はないと言い逃れしたいのではありません。

試合の警備員への指示命令系の責任者は誰だったのか、です。

 

スタンドで花火を好き勝手にやっていた時間が長かったことを、

動画で見たので、そこが一番理解に苦しむところなのです。

 

スタンドには警備員がいなかったのでしょうか。

居たとしたら、何故すぐに駆け付けて止めなかったのでしょうか。

 

あんな危険行為を中止させる人員を一人も置くことなく、

よく試合を主催したものだと呆れている次第です。

 

主催が協会であるなら、協会自身も厳罰に処されるべきです。

 

そして今後の再発防止のことをいえば、周りにいたサポも、

誰一人として止める声を上げなかったのが大問題です。

 

追記)この後、ある方のアップした動画を見たら、

  「花火は駄目だぞ」という声が上がったのを確認しました。

  少なくとも一人は、良識のある大人のサポはいてくれました。

  ただ、あの広いスタンドに一人の声では届きません。

  もっともっと多数になってくれることを祈ります。

 

出入り禁止になって、クラブも罰を受けるからやめとけ、

と言うことを周りが諫める土壌が無いのが問題なのです。

 

当方は、過去の浦和の悪業の再発防止には、自浄力醸成が不可欠で

それには、勝点剥奪しか実効力がないと言ってきました。

 

今回も同じです。

 

今後のことを思えば、今回の勝利は剥奪されても良いと思います。

それぐらいのインパクトなければ、自浄力は醸成されません。

 

今回の不祥事を受けて、東京のクラブは、慌てて、

次節の鹿島戦で手荷物検査をするという告知をリリースしました。

 

それも粗忽です。

 

近年、手荷物検査をしてなかったのは、武漢ウイルスのせいで、

全席指定がデフォルトになっていたからです。

 

来場者の身元の特定ができる体制だったからです。

 

今回は、自由席販売していながら、手荷物検査しなかったのなら、

それは主催者であるサッカー協会のミスといって過言ではありません。

 

ただ、手荷物検査をしたところで、花火くらいは持ち込む奴は、

うまく隠して持ち込めると思いますがね。

 

花火の不祥事に関しては、東京の責任が問われるのはもちろんですが、

サッカー協会も負うべき責任は大きいとしか思えません。

 

そこが、看板損壊と花火の大きな違いです。