2023年夏の旅行は、3伯4日で山口県を一周する旅でした。
8/16(水)、いつものJALで、山口宇部空港へ。
荷物の受取場所で、カピバラの出迎え。
宇部空港は、レンタカーが空港の隣に各社合同の受付ビルがあるので、
移動が楽で助かりました。
レンタカーで山口を目指す途中、レノファのホームスタジアムを発見。
そして、湯田温泉にある「セントコア山口」さんへ。
温泉とランチがついている「おくつろぎプラン」を予約しておりました。
お風呂が貸し切り状態だったので、パチリ。
お部屋を用意してくれているので、個室でゆっくり寛げます。
旅の醍醐味は、お風呂入って、ゆったりご馳走に尽きます。
飛鳥鍋に、釜飯。
レンコンと枝豆が夏の香りを運んできます。
ブルーベリーソースの掛かった杏仁豆腐で、ご馳走様。
すぐ近くなので、車は、セントコアさんに置かせてもらって、
中原中也記念館へ。
山口県は、初代総理大臣や松陰先生といった偉人がたくさんいますが、
自分個人的には、最大の偉人は中原中也だと思っています。
中は撮影できないので、写真はありませんが、中也の直筆原稿も見られ、
高校時代の文芸部に戻ったようなひと時でした。
初日に泊まる岩国に行く途中、玖珂の峠道で有名な「いろり山賊」を発見。
山塞風アトラクションという感じの料理屋さんです。
山口県人は免許取ると必ずドライブでここに来るそうです。
この日と翌日は店休日だったので、行程的に見るだけとなりました。
岩国のホテル入りには、まだ時間があったので、周防大島へドライブ。
山口県のガードレールは、ミカン色でした。
海沿いの道をドライブして、道の駅「サザンセトとうわ」でひと休み。
冬は、ミカン鍋のあるほどミカン推しの島。
当然、ソフトクリームもミカン味で、爽やかで美味しかったです。
この日の泊り、駅前の「グリーンリッチホテル」にチェックインして、
夕飯は、地元で流行っている居酒屋の「岩国縁家(ゆかりや)」さんへ。
最初に頼んだカツオのたたきしか写真を撮り忘れて飲んじゃいました。
ここは焼き鳥の串物が美味しくて、特にレバーが最高でした。
8/17(木)、2日目の朝、軽めの朝食で早めに出発。
岩国と言ったら、ここというぐらい有名な錦帯橋に来ました。
日本の建築美というものを改めて感じさせてくれる風景です。
向こうの山の上にちょこんと見えるのが、岩国城。
橋の上はこうなっています。
岩国城には、ロープウェイで登れます。
錦帯橋は上から見ても、美しいですね。
岩国城天守閣は、ロープウェイを降りて、ゆっくり歩いて10分弱で着きます。
途中の道は、高尾山の参道に似てましたね。
ホテルを早めに出たのは、こちらの予約が11時だったからなのです。
岩国の名物は、殿様寿司と言われる押し寿司で、有名な「半月庵」さんは、
宇野千代さんのおはんの小説の舞台になった老舗の旅館です。
よく見ると看板に傷があり、ご主人によると、旧日本軍に使われていたので、
GHQの命令で、一旦看板を切ったときの傷が残っているんだそうです。
落ち着いたお庭に面した食事処で、まさに殿様気分で頂けます。
半月御膳を頂きましたが、左下の四角いものが殿様寿司で、
一段でなく、二段重ねも選べましたが、一段で十分美味しゅうございました。
岩国を後にして、一路萩市へ。
萩のことがよくわかる萩八景遊覧船に乗船。
よくわかると言ったのは、城下町を巡って船頭さんが、
町の歴史などの情報を色々と教えてくれるので、お勧めです。
随分と長い石垣のお宅ですが、昔の家臣のお屋敷で、釣りバカ日誌12に、
故青島幸男さんの実家として登場したとの情報を教えてもらいました。
帰京して、速攻で、嫁とアマゾンでレンタルして観てしまいましたよ。
船頭さんが、萩博物館がおすすめと言っていたので、足を運びました。
長州藩の反骨魂を作り出した歴史的背景が良く分かりました。
萩では、失職した武士の助けになるよう夏蜜柑の栽培が始まったそうです。
博物館の休憩所の夏蜜柑ゼリーに歴史を味わいました。
山口県人がお土産にもらって最高にテンションが上がるものがある、
とケンミンショーでやっていたお菓子を売っているお店に立ち寄りました。
夏蜜柑丸漬で有名な、光國本店さんです。
皮が甘く漬けられていて丸々食べられ、和テイストのナイスな甘さです。
中は、白い羊羹が詰まっていますが、どうやって入れたか分かりません。
定番の明倫学舎も見学。
観光を終えて、この日と翌日は、「萩本陣」さんに連泊です。
お風呂に入って、この日の夕食は、見蘭牛のしゃぶしゃぶを頂きました。
昨年のしまね和牛も美味しかったけど、見蘭牛も最高でした。
お造りも、新鮮で美味しかった。
鮑が丸々供されて、テンション上がります。
柔らかく煮込まれていて、旨味がじわっと口に溢れて幸せ過ぎます。
デザートの締めも、満足度高い夕食でした。
後編に続きます。