さあ今夜は、第42回多摩川クラシコ@等々力。
42回目の対戦ともなると、もうクラシコの冠も気恥ずかしくないですね。
東京公式から。
公式によると、両クラブで話し合い、多摩川クラシコとは、
「リーグ戦」のみとして、1999年のJ2元年が最初だそうです。
なのでここまで、リーグ戦41回の内訳は、公式ページには、
東京の11勝10分21敗とあります。
あれれ、数が合いませんね。
他のサイトで確認したら、11勝9分21敗とありました。
公式ページのライターがたるんでて、足し算怠ったようです。
同ライターが予言者であるならば、今日は、引き分け確定です。
いずれにしろ、当初はあまり差がなかった2クラブですが、
ここ10年で水をあけられてしまっています。
これは恐らく、次のような構図からきているのかと。
東京は、2004年を皮切りポンポンとカップ戦タイトルを取り、
タイトルホルダーになったという安心感から胡坐をかいてました。
一方、川崎はずっ~とタイトルがなく、シルバーコレクターと言われ、
なんとしてもタイトル、という悔しさと怒りが近年で結実しました。
ここからは、東京がそれを具現化しなくてはならない10年でしたが、
ケンタ監督でもう一歩まで行き、アルベル監督で後退してしまいました。
東京には、今日の結果如何にかかわらず、来年以降につながる、
本気の悔しさと怒りをもってもらいたいものです。
また、東京と川崎が良いライバル関係を築いてともに発展する、
多摩川クラシコの興隆には、とても大切な意義があります。
それはともに同じ、赦されざるクラブがあり、
そこにだけは負けられないという強い思いを持っているのです。
そうです、緑なんか不要で、2クラブで切磋琢磨していけばよい、
という熱い思いを持ったもの同士の対戦が多摩川クラシコなのです。
第100回多摩川クラシコの勝敗が気になりますね。
それまで生きていられるかな…