報知から気になる記事が。
→https://hochi.news/articles/20231109-OHT1T51215.html?page=1
外国人の納税で申告漏れがあったクラブが複数あり、Jリーグ協会から、適切に納税するよう通達が出されたようです。
具体的には、ガンバと名古屋の名前が挙がっていますが、調査で指摘されたのが当該クラブで、他にも該当してくるクラブは多数あるように思われます。
基盤の弱いクラブは、致命的な打撃になる恐れがあります。
なんでも、外国人選手は、国内の課税分はクラブが負担することになっているそうです。
そのこと自体を知りませんでしたので、それにクリビツ。
なので、外国人選手の納税に漏れがあった場合、所属クラブが支払わなくてはならない理屈になるのですね。
で、どうして漏れたかですが、外国人選手の課税は、同選手が居住者か、非居住者かで、全く違うそうです。
居住者は、非居住者より、課税額が倍以上になるので、年末年始には海外の自宅に戻ることから、税金の安い非居住者として申告してきたのだそうです。
しかしながら、近年、引き留め策として、複数年契約が増えており、家族も呼んで暮らしている外国人も多くなっています。
それ対して、国税局が、それはもう居住者だよね、と判定したということで、申告漏れという扱いにされたようです。
まあ、追徴時に加算はされますが、脱税の犯罪として摘発されることはないのが、不幸中の幸いですね。
それにしても、顧問の税理士はいたと思いますが、その甘い判断が一番の問題ということだと思われます。
東京は、大丈夫かなぁ…