今日まで休みだったので、映画を観てきました。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」をチョイスしたので、それならば、
水木先生のお膝元でということで、調布で観てきました。
墓場の鬼太郎をモチーフにしてますが、全く別のお話です。
全く別というと語弊があるので言い直すと、スピンオフものです。
鬼太郎ではなく、鬼太郎のお父さんがカッコ良く妖怪と戦います。
が、バトルよりも、犬神家的テイストが濃い内容です。
もちろん、妖怪は出てきますが、戦後の復興のドサクサに紛れた、
妖怪よりもタチの悪い人間を、真の敵として描いています。
また、強烈な戦争体験を忘れずに織り込んでいます。
という意味で、とても水木先生をリスペクトしている作品かと。
クライマックスで不覚にも、涙がこぼれたことは内緒にしておこう。