やっぱりお金以上のものが必要なんだろう

磐田のイ・グノ移籍にも驚きやしたが、
神戸のカイオ・ジュニオール辞任には、もっと驚きやした。

ソースは噂の域を出ませんが、どうも中東に引き抜かれたようです。

週末の戦いを前に監督が戦線離脱するようじゃ、結果は知れたもの。
と簡単にいかないのが、サッカーの面白いとこでもあるわけでやんす。

代行監督のもと、選手同士で結束して自主的にルールを確認しあうことで、
むしろこれまでより良い結果が期待できることもありやす。

でも、大丈夫。
今の東京の組織力を上回るのはなかなか難しいと思いやす。

ただ、神戸はどうも楽天が入ってから、金で作った張子のようなイメージが拭えず、
結局、もっと強大な中東のオイルマネーに屋台骨を折られたようでやんす。

柏の背中のアヒル君ではありやせんが、お金はもちろん大事でやんす。
が、過去の今ちゃんや赤嶺の残留劇に、お金ではない大切なものがあると確信するわけでやんす。

お金ではない大切なもの。
例えば、クラブとしての人的結束力、監督の求心力、クラブから享受するプライド。

そこで、今回の磐田の赤嶺オファーを考えると、
彼にとってはお金以上のものである、活躍の場という選択肢があるわけでやんす。

赤嶺には、もちろん出て行って欲しくありやせん。
ただ、どんな結論を出そうと、拍手してあげたい気持ちには変わりがありやせん…