青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

料理は食材以前に、気持ちを量るべし

イメージ 1

午前中、嫁の月イチの所用が代々木であったので、昼に代々木で待合せ。

新蕎麦の美味い季節ゆえ、食べログ覗いて代々木辺りで評価の良かった、
「山崎製麺所」さんに行ってまいりやした。

幻の奈川蕎麦なるメニューが気になりやしたが、
先ずは基本ラインナップからと思い、鴨せいろを頂きやした。

鴨汁自体は、950円というお手頃な値段としては、
充分美味しかったでやんす。

蕎麦も、新蕎麦らしい透明感のある香りはなかったけれど、
そこそこ食べられるものでやんした。

が、決定的に駄目なのは、客の気持ちになって、
気分よく快適に食して貰おうという目線でのサービスが出来てないこと。

せっかく、鴨せいろというメニューを頼んだのに、
プラスチックのどんぶりに雑把に盛られた蕎麦では、ホント興ざめ。

鴨汁がまた熱いのに、その容器が高台がほとんど無い陶器で、
熱くて火傷しそうになって、素手で持てやせん。

冷蕎麦を食うのに、汁椀を台に置いたまま付けて食うなんて、
そんなみっともない真似は、できやせんぜ。

手持ちのハンカチをクッションに汁椀を持って、頂きやしたよ。

また何故か、蕎麦湯が、例の漆塗りの容器ではなく、
薄手徳利に並々と入って出てきて、これがまた熱くて素手では注げない!

客商売の基本を間違えてるとしか思えやせんでした。