ウラワデワラウ

世の中、五輪一色の感がありやすが、
個人競技で誰がメダル取ろうが、全く興味のないやつがれでやんす。

なので、五輪で唯一興味を持って見ているサッカーが、
男女ともに予選突破という快挙は、素直に嬉しいもんでやんす。

といっても、男子がスペインに勝とうが、女子がブラジルを破ろうが、
よく頑張ったねえ、大したもんだねえと思うだけ。

東京サポには、それ以上に遥かに強く渇望していて、
実現したら、卒倒しかねないほど狂喜乱舞の勝利があるわけでやんす。

それが、埼スタでの赤壁の戦いに勝つこと。

あの赤い悪魔の巣窟での勝利の気分は、秘密結社のアジトに単身乗り込み、
敵を全滅させ、勝利の雄叫びを挙げて凱旋するヒーローの気分と同じでやんしょ。

遠い、遠い、勝利が、余りに遠すぎて、なんだか、まだもう少しお預けして、
もっと巨大なものにしてから、勝利の喜びを味わいたい。

そんなねじれて、歪んだ思いが頭をもたげてくるぐらい、
勝ちたいわけでやんす。

今宵こそ。