台風の足が早まったお陰で、暴風雨の予報が嘘のように晴れ渡り、朝の通勤には影響がなくて何よりでやんした。
一昨日、札幌の降格が決まってしまいやしたが、北海道全体で異変が起きてて、大変なようでやんす。
なんでも、秋味とも称せられる鮭が北海道に寄り付かず、全くの不漁という前代未聞の事態となってると報じられておりやす。
痩せ細って肋骨の浮き出たヒグマの画像をニュースで見て愕然となりやした。
川を遡上する鮭を捕まえてはむさぼり食い、丸々と肥えて冬眠に備えるヒグマがあれでは、まともに冬は越せずに人里に降りてくるしかなくなるかもしれやせん。
原因は、猛暑後に台風が全くやってこず、海水温が上がったまま、全く下がらないためだそうでやんす。
それで、北海道の周りの海に鮭が寄り付かず、南洋にいるはずのマンボウやジンベイザメばかりが網に掛かってしまうらしいでやんす。
それを思うと、台風なんか来ない方が良いなどとは、迂闊には言うことができないわけでやんす。
今回の台風で、北の海の水温が幾らかでも下がってくれれば、良いんでやんすがねえ。