青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

北海 道でしょう

さあ今日は、J1第30節のホーム味スタでの札幌戦。

さらに、恒例の「AJINOMOTO Day」で、味の素製品が頂けるわけでやんすが、
抽選に当たって、アジパンダオリジナルタンブラーが欲しいもんでやんす。

というオマケの話はともかく、今日こそは肝心の勝利を欲するのみ。

とはいえ、敵は前2節、浦和に勝ち、鹿島に分ける意地を見せておりやす。
昨年の最終戦と今年のアウェイでの試合を思い出しても、なかなかに手強い。

それでも、高秀先生の上げ下げによる変幻自在なシステム変更で敵を圧倒し、
来季につながる東京のスタイルの可能性を見せて欲しいもんでやんす。

信じやしょう。

で、敵の道産子のホームは、言うまでもなく北海道でやんす。
北海道と言う呼称は、子供の頃から、もの凄く不思議で違和感がありやした。

日本の行政区分は、一都一道二府四十三県と呼ばれておりやす。

県が基本なのは明らかで、都は、国に一つのみやこで判りやすし、
みやこのサブである府を、元みやこと第二の都市に置いたのも判りやす。

道という呼称だけが、すんなり理解できないわけでやんす。
で、調べやした。

「道」は、古い律令時代の地方行政区画に基づく五畿七道に由来しており、
後になって北海道が加わり、五畿八道になったのだそうでやんす。

五畿は、平城京平安京という都とその周辺を畿内五国のことを指し、
それ以外の地方を次の八道に区分しておりやした。

東海道東山道(東北から長野を通って滋賀に至る本州のど真ん中)、北陸道
山陰道山陽道南海道(四国+和歌山)、西海道(九州)、北海道。

それが、現在の広域な地方の名称に引き継がれてるわけでやんすが、
何故か、北海道だけ行政区分の名称として残ったということになりやす。

きっと、未開拓地の多かった北海道は、複数県に分割するのも非効率的だし、
一区分で「県」とするには余りにも広過ぎて、自然に「道」が残ったのでしょう。

これで、北海道の謎は解けたんでやんすが、
調べてたら、前述の「府」の認識も、全く誤っていることが判りやした。

「府」はもともと、江戸町奉行および遠国奉行の管轄地のことで、
今で言えば、高等裁判所の所在地のようなイメージのようでやんす。

箱館府京都府大阪府長崎府、江戸(東京)府、越後(新潟)府、
度会府伊勢神宮領)、神奈川府奈良府、甲斐(甲府)府がありやした。

このうち、明治2年に、東京府京都府大阪府以外が県になり、
その後、ずっと最近の昭和18年に、東京が都になったのでやんした。

日本も、なかなかディープで面白いもんでやんす。