青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

成人した息子へ

今日は上の息子の成人式。

朝の食卓で、今さら説教がましいこと言ってもは無粋なので、
これだけは読んどけと、新聞広告を指し示しやした。

それは、毎年成人の日にサントリーが掲載している、新成人に贈るコラム。
山口 瞳氏から引継ぎ、今は作家の伊集院 静氏が執筆しておりやす。

今年の掲題は「決心しよう」。

自分の「夢」に向かって進むために、もしくは「夢」を探すために、
何だっていいから、覚悟をもって何かを「やる」と決めてみよう。

ただし、その夢の目的が、卑しい自分だけの幸福やお金であっては、駄目。
本当の覚悟は、品性の上にあるものだから、と説いておられやす。

素晴らしい大人の言葉だと思いやす。

でやんすが、やつがれも新成人のときには、同じコラムを読んだとしても、
その贈る言葉からは薄っぺらな解釈しかできなかったと思いやす。

うん十年経ってから、同じコラムを読んだとき、
お天道様に向かって胸の張れる大人になっていれば、それでよし。

そのように理解しろと、息子に言い添えたいと思いやす。