先日の高校サッカー決勝は、現国立最後に相応しい名勝負でやんした。
勝ったと思った方が負ける、典型的な2-0からの逆転劇は、見てて面白くも、どうしても昨年の東京を思い出してしまいがちになりやす。
で、北陸決戦とも言われた、今回の石川代表対富山代表の戦いは、後日に遺恨を残すことになったと、今日の東スポが報じておりやす。
なんでも、勝った富山の監督が、自分達は、通いの富山県の選手がほとんどだけど、石川は、名古屋、磐田、G大阪のジュニアユース上がりばかりで石川県の選手がいないとコメント。
石川の監督がこれに怒って、富山にも石川県の選手がいると指摘し、地域外の選手との触れ合いが教育的効果もあり、地域密着が正しいかどうかは不明と応戦。
後味の悪い場外バトルとなったそうでやんす。
高校サッカー連盟が、Jリーグのように、地域密着を公式に掲げてるなら、論点になりやすが、そうでない以上は、議論しても無駄なこと。
もっとも、教育的見地から、クラブ運営が商業主義に走り過ぎていれば、糾弾されてもしかたありやせん。
あちこちから上手い選手ばかり集めたずるい奴らに、真っ当な北陸人の我々が勝ったと言いたかったんだろうけど、それを言う場とシチュエーションを誤ったということでやんすな。