青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

春遠からじ

昨晩のJ1第3節神戸戦@ノエスタは、1-2の完敗。

全般的な攻勢からは信じられない負けを喰らい、さすがに新監督も、
東京が過去上位チームでなかった本質的要因が分かりになったことでやんしょ。

正直、最初の失点シーンのバックパスは目を覆うばかりでやんすが、
試合を押さえていたのは東京の方でやんしたし、連係も美しかったでやんす。

でも、負けの結果が現実。

細かな技術論、戦術やフォーメーションからの解説はプロにお任せするとして、
やつがれ的に感じている、勝てない本質的要因は、次の通り。

象徴的に表現するなら、河野君は現状を打破するキーマンになり得やすが、
武藤君では優男東京のままで、過去を変えられないということでやんす。

誤解されないよう言えば、武藤君は素晴らしい選手であることに間違いなく、
将来のエースストライカーになるよう大事に育てたい選手でやんす。

ただ、ある意味、過去リーグ戦の優勝戦線にがっつりとは食い込めず、
万年中位の位置に甘んじてきた東京の象徴が、武藤君なわけでやんす。

武藤君は、早くて、上手くて、美しいプレーができるスター選手。
彼の突破力は、見てて惚れ惚れするものがありやす。

でも、鼻でも尻でもヘソでもどこでもいいから身体に当てて、
泥まみれに這いつくばってでも、ゴールに押し込まねば勝てやせん。

華麗なプレーも必要でやんすが、ゴールできなくては本末転倒でやんして、
それが勝てない東京の本質的要因で、その象徴が武藤君と言っておりやす。

やつがれは、武藤君を外せば良いと言ってるわけではありやせん。

彼に象徴される、上手いけど勝てない東京の歴史を変えていくためには、
ドタバタプレイながら点をもぎ取る姿勢の河野君が必要だと言っておりやす。

現状の先発フォーメーションは、東京の脆さを目の当たりにしたことがなく、
いわば、机上の理想論で組み上げた、ある意味、砂上の楼閣かもしれやせん。

次こそすっきり勝つために、現状で何が足りなくて、何を足せば良いかは、
リアリストとも言われるミステルの頭の中には、答があるかと思いやす。

そろそろ春が恋しくなりやした。