青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

さすが王者

J1第7節アウェイの広島戦は、0-1の惜敗。

ただ、前半もずっと押していいて、明らかに優勢な内容だっただけに、
惜しいとか勿体ないとか思いがちでやんすが、それは違うと思いやす。

例えるなら、切符を買って物理的に乗車することができるだけでは、
電車の乗り方を知ってるとは言えないのと同じことでやんす。

東京は、勝ちたい気持ちを持って、サッカーの試合には出ておりやしたが、
王者たる広島は、試合の勝ち方を知ってるということでやんす。

東京は、決して下手なサッカーをしてるわけではなく、
むしろ、見ててもワクワクするし、楽しいサッカーをしておりやした。

だけど、我慢と忍耐に慣れていて、勝つための勘どころを分かってるのが、
王者の証ということなんでしょうねえ。

でも、広島も熊ペ時代からの積み重ねを経て今掴んでるものがあるわけで、
東京も積み重ねの最中と思えば、未来には微塵の不安もありやせん。

昨晩のような敗戦こそが、今後の財産になっていくはずでやんす。

ミステルの打つ手がいつもより遅かったのは、きっとまだ、
見た目よりはるかに老獪な広島という相手を見切れなかったからでやんしょ。

きっと、昨晩の試合で、ミステルも経験値をぐっと高めたに違いありやせん。