青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

東京ユースと加賀の移籍に涙雨

今日行われたJユースカップ準決勝、東京対ガンバ@長居は1-2で惜敗し、
冷たい涙雨となりやした。

序盤は押される中、堅い守りで跳ね返して中盤はペースを掴んで、
見事に先制したんでやんすが、終盤に粘り負けしてしまいやした。

大阪は結構な本降りになっていて、かなり悪いコンディション。
もちろん条件は同じでやんすが、青空の下でやらせてあげたかったねえ。

試合を観てて面白いと思ったのは、ユースと言えどゲームの造りは、
完全にJリーグで、高校サッカーとは全くスタイルが違いことでやんす。

残念だったのは、ジャッジの酷さまで、Jリーグクリソツだったこと。

PKを取らなかったのとゴールの取り消しのジャッジは理解できなかったし、
大阪局の製作のせいか、疑惑のシーンはリプレイ検証も全くなし。

今年はガンバで終わらせようという何か大きな力が働いてるようにも思われ、
試合後に泣き崩れていた東京の選手の心中を察すると非常に残念でやんす。

まあ、鹿島の年もあれば、広島の年もありやしたので、今年はガンバでも、
自分達で東京の年を作ってやるという種が心に蒔かれたことが大きな財産。

来年は、プレミアで暴れて欲しいもんでやんす。

話は変わりやすが、加賀のサンフレッズ行きが決定と各誌で報道されやした。
残念ですが、出場機会を考えると致し方ありやせん。

チュンソンは一旦離れてからなので、東京→サンフレッズの直接の移籍は、
今まで記憶になく、初めてのような気がいたしやす。

どちらかと言えば東京は、勝ち負けよりフェアプレーにこだわる、
いわゆる優等生タイプが多く、それ系には見向きもしなかったサンフレッズ。

そこが、加賀や高秀に魔の手を伸ばしてきているのは、これは本気で、
森脇や槙野等の自己顕示欲の塊集めから方向転換してるのかもしれやせん。

また、東京の山下オファーは、サンフレッズのオファーありきと解せやした。

ただ、ガンバが一時優勝から遠ざかり、金で強奪を繰り返してた頃の姿に、
今のサンフレッズは、クリソツでやんす。

チームの中心に魂が無ければ、傍から見たら浅ましいだけの補強で、
正直、勝ち負けを超えた大事なものを見失ってないかと問いたくなりやす。

今年のガンバの強さは、間違いなく、クラブのど真ん中にケンタ監督が居て、
チームの魂にガチャピンが居るのが明らかでやんす。

ケンタ監督がJ2に落ちたとき、真っ先にしたのは、監督室を無くして、
コーチと常に議論できる環境を常態としたことだったそうでやんす。

現場での人の議論ありきが始めにあって、足りない要素をどう埋めていくか、
これが真っ当で正当なクラブが行う補強ってもんでやんす。

サンフレッズの目指す補強は、強いカードをいつも手元に独り占めして、
常に一人勝ちできるトランプゲーム大貧民のトップのようなやり口やんす。

大貧民にも、革命があるってことを忘れちゃいけやせん。