毎日の記事から。
福岡の県立高校の体育祭で、騎馬戦のときに落下して首を骨折し、首から下の麻痺で、１級の障害が残った元生徒とその両親から損害賠償の提訴。
昨日出された、福岡地裁の判決は、安全配慮義務違反で、県に２億円の損害賠償することを命じるものとなりやした。
学校側は、事前にルールや危険性を説明し、対戦中の騎馬一組に、一人の教諭を付き添わせる措置を取っていたそうでやんす。
が、これでは安全配慮が充分でなく、実戦形式の練習をしていなかったことと、付き添いの教諭が一人では足りないんだそうでやんす。
この司法判断の是非は置いといて、間違いなく言えることがありやす。
今後、全国の運動会から、騎馬戦、棒倒しおよび組体操などの種目が、絶滅いたしやす。
過保護社会が進むと、動物的な意味での人間の弱体化も進みそうで、なんとなく不安になりやすな。
