明日は父の日。
昨日の朝刊と一緒に有名焼き肉屋のチラシが入ってきたので、
見たらクリビツ。
見たらクリビツ。
父の日用ギフトとして、ネクタイの形をした肉の広告が…
その名も、「ニクタイ」。
その名も、「ニクタイ」。
それを見て思い出しやした。もう二十数年前の話でやんす。
やつがれには、子供の頃は一緒に遊んだ仲の良いお兄さんで、
一つ年上のネクタイ製作をしているいとこがおりやす。
一つ年上のネクタイ製作をしているいとこがおりやす。
その彼の結婚式のときのこと。
某大手企業に勤めてたのでそれなりの風格のある伯父さんが、
親戚を代表してスピーチに立つことになりやした。
親戚を代表してスピーチに立つことになりやした。
その伯父さんが、恐らく人生でここ一番と思った出番を迎え、
渾身のギャグを考え抜いてマイクの前に立ったわけでやんす。
渾身のギャグを考え抜いてマイクの前に立ったわけでやんす。
新郎のI君と新婦のMさんは、本日晴れて夫婦となり、
今日から名実ともに「ネクタイ」関係になるわけです。
(以下、略)
今日から名実ともに「ネクタイ」関係になるわけです。
(以下、略)
会場は、伯父が、ネクタイ製作を家業にしている新郎と、
肉体を掛けたことに誰も気付かず、失笑すら起こらず、スルー。
肉体を掛けたことに誰も気付かず、失笑すら起こらず、スルー。
見事に大スベリするどころか、神聖な結婚式で、
「肉体関係」という下世話なこと言うなんて、失礼な人だね。
「肉体関係」という下世話なこと言うなんて、失礼な人だね。
という、何とも言えぬ不思議な空気に陥ったのでやんした。
やつがれは、頭で考えたことを何も検証せずに口に出すと、
思わぬ大やけどをするということを伯父から教わったわけでやんす。
思わぬ大やけどをするということを伯父から教わったわけでやんす。