青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

あめの日の閑話 拾弐

いわゆる、セプテンバーレインって奴なんですかねぇなんて思ってたら、
気が付けば、もう明日からは10月なんでやんすねえ。

おざなりですが、月日の経つのはほんと早いもんで、
ついこないだ開幕したかと思ったのに、もうあと7試合しかないなんて信じられやせん。

人間が感じる一年の長さは年齢に反比例するなんてぇ話を耳にすることがありやす。

若い頃はそんなことは戯れ言と聞き流してしまいがちなんですが、
やつがれもこの歳になってよくよく考えてみて、間違いなく真理だと納得するわけでやんす。

仮に、1歳の誕生日時点の全人生の経過時間における一年の長さを1といたしやしょう。
2歳の誕生日時点になると、全人生の経過時間における一年の長さは1/2となりやす。

同様に、20歳のときは1/20、40歳のときは1/40となるわけで、
年齢とともに一年の経ち方が目まぐるしく早くなっていくように感じるのは自然の理。

月日の経過に関する時間感覚なんてぇのは、あくまで相対的な感覚なわけでやんす。

やつがれにとって、昨年の10月から経過したこの一年の長さとは、
もう既に四十うん年経過してきた内なる時間にとって、ごく一部としか感じられないわけでやんす。

道理で、ガキんときは一年に一遍の代々木八幡の秋祭りがなかなか巡ってこないと感じられて、
待ち遠しくて待ち遠しくて仕方がなかったわけでやんすよ。

もうちょい歳を取ったら、1歳のときの一年に比べて、
一年が一週間の早さで流れていくように感じる歳になるかと思うと戦慄を覚えやす。

といっても、これも全ての人に等しく降りかかる自然の摂理でやんして、
歳とって焦らんよう、せいぜい今を楽しんで飄飄と生きていきたいもんでやんす。