東京公式から、「2020 Jリーグシャレン!アウォーズ」で、
「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞したことが発表されました。
どのようなものかがよく分かる、Jリーグ公式の案内がこちら。
→https://www.jleague.jp/news/article/17033/
そもそも、「シャレン!」とは、各クラブのホームタウンにおける、
「社会連携活動」のことだそうな。
東京は、「社会連携活動」として、少年院の少年たちに対する、
社会復帰サポート活動を行ってきており、これが評価されました。
具体的には、トップチームの練習グランドおよびクラブハウスで、
グランドキーパーやホペイロの業務体験の機会を提供するとともに、
所属選手と対談する場を設けるなどの活動をしています。
いいね。
少年院の少年達の更生に役立つことは、立派なことなので、
それは今後も継続するだろうし、継続して欲しいと思います。
それで、話としては完結したいと思います。
ここからは、それとは別の視点からのことになりますが、
ひとこと言わずにいられないことがあるので、申し添えます。
更生した少年が活躍することに拍手を送ることについては、
全く吝かではありません。
ただ、昔は悪かったのに、とても真面目になったという、
マイナスからプラスのふり幅の大きさだけで、
ひときわ称賛の声を大きくするのは間違っていると思うのです。
フラットな部分から、社会的に大きくプラスにはみ出したら、
大称賛するのは良いと思いますが、マイナスから、
ただ、フラットになったことには、称賛する必要がありません。
ここを間違えると、昔から一貫して、悪いことは一切せずに、
ずっと真面目に取り組んできた若者のやる気を削ぐことになります。
マイナスにならずにきた若者の方が、ずっと称賛されるべきです。
更生を考えるときには、それを忘れずに貰いたいと思う次第です。
追)5/13に更新ミスした記事をアップしました。