前節、残留争いのチームに痛い一敗を喫した東京ですが、
気になる事情が伝わるアルベル監督の記事を見ました。
後藤 勝氏の有料サイトですが、アルベル監督の特集が、
2回にわたって、無料掲載されています。
先ずは、清水戦前の記事。
ガブィラン フィジカルコーチの退任は、アルベル監督に、
ショックを与えていたことが次のコメントでよく分かりました。
➝私は一人になってしまいました。
クラブも新フィジコの獲得を進めているようなので、
早く重要なパーツの補填ができることを願っています。
そして、清水戦後の記事。
清水戦では意図してプレスを自重していたことが分かりました。
アルベル監督は、その理由を3つ挙げています。
➝一つ目は暑さ対策、二つ目はプレスの後ろを取られないにしたこと、
三つ目は敵の前線を意識して慎重に構えようとしたこと。
また、Jリーグの拮抗した環境下では、一試合の勝ち負けで、
一喜一憂していては、長期的な成長が目指せないとのことです。
そして、東京の将来にとって私たちはいい方向に進んでいると、
はっきりと明言してくれています。
アルベル監督は、東京に栄光が訪れるときにいるのは私ではなく、
ほかの監督である可能性が高いとまで言及しています。
アルベル監督が東京に残したいのは、短期的な結果ではなく、
継続的に成長を成し遂げる成長のプロセスを身につけること。
風間さんの種蒔きが花を咲かせている、今の川崎を思うと、
今が東京の正念場のように思えます。
アルベル監督を信じましょう。