アジアのサッカーで痛ましく、悲しい事故が起きてしまいました。
インドネシアのマランで、試合後に暴動が発生し、125名もの方が亡くなったそうです。
とても残念なことです。
事故を伝える産経新聞の記事から。
昨晩、174名と発表されていた死者が、今朝の確定情報では、125 人に変わっているほど、現地は混乱を極めていたようです。
マランをホームとするチームが、アウェイのスラバヤのチームによもやの負けを喫したこため、これに怒った観客3千人がピッチになだれ込んだことが発端。
それに対して、治安部隊が催涙弾を発射した結果、場内がパニックとなり、出口に人が殺到して、圧死や窒息死した結果の惨事となったようです。
カシマスタジアム、皆さまご無事に帰れてよござんした。
それは冗談としても、冗談とは言い切れない部分があります。
そもそも、サッカーほど面白く熱中しやすいスポーツは、それに見合った民度の高さが無いと、安全と両立することができないものです。
その点、Jリーグは安全で良かったと胸をなで下ろすには、どうしても引っ掛かることがあると言わざるを得ません。
Jリーグが安全と言い切れない、たったひとつの要素が、浦和の赤い人々の存在です。
前節も広島で問題を起こしています。
野々さんには、インドネシアのようなことが起こる前に、なんとか浦和に歯止めを掛ける措置を取って欲しいものです。
余談ですが、今回の事故で、スラバヤのチーム、ベルセバヤで決勝点を上げた選手は、日本人の山本 奨選手だったそうです。
それを聞いて、ユーミンの「スラバヤ通りの妹へ」という不思議なムードが漂う曲を思い出しました。
山本選手のゴールで、やせたお年寄りも、日本を少しは許してくれたでしょうか…