Jリーグ協会から、また「一部報道について」というリリースが。
前回は、クラブ名に企業名が復活というガセを、報知が飛ばしてことを、
完全否定するリリースでした。
今回は、同協会の秋春制移行の決定に票操作があったとの新潮の飛ばしを、
やはり完全否定し、決議の経緯について説明したリリースです。
どうやら、秋春制可否を回答する選択肢が明瞭でないとの声を受けて、
決議当日に、選択肢を修正するゴタゴタを新潮に突かれたようです。
ただ、週刊新潮を買って読むまでのことはしていないので、
あくまで、協会説明だけからの推察でしかありませんが…
いずれにせよ、新潮が慎重に報道しなかったのは確かかと。
で、Jリーグの公式HPに、本件リリースを読みに行って、
気付いたのことなのですが、次のようなコンテンツができていました。
ボリューミーな内容なので、詳しく読み込めていませんが、
肝心の次の懸念事項については、まだ、対策が全く記載されていません。
1.ステークホルダーとの年度の異なり
2.降雪地域の対応
3.移行期の対応
4.試合開催できる期間が短縮
5.寒い中での試合数の増加
6.移籍関連
これからということなのは分かりますが、他の部分に較べると、
余りに作りこみが足りていないのが、やはり、気になります。
今のところ、検証が進んでいるのは、日程だけのようです。
その日程も、開幕を8月第1週にすることを前提にしていますが、
降雪地帯の厳寒は検討対象でも、酷暑への配慮は無しのようです。
日本の気候で一番の酷暑となるのは、7月下旬から8月上旬です。
8月のお盆を過ぎると全然異なるのは、日本人なら肌で知っています。
他を押せば、違ったところが飛び出すようなパズルとはいえ、
諦めずに、納得のいく解答を導き出して欲しいものです。
それにしても、日本の四季は美しい分、敵にすると手強いですね。