なんか強行されそうな雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。
Jリーグの秋春制移行のメリデメについての報知の記事。
Jリーグは、秋春制移行について、年内に結論を出すそうです。
同記事で挙げられた秋春制移行のメリット、デメリットは次の通り。
【メリット】
1.シーズンオフ移籍時期のズレが解消し、海外移籍がしやすい。
外国人選手のJリーグ加入も円滑化。
2.ACL日程とマッチ。同シーズンの同チーム編成で臨める。
3.猛暑時期の試合減少による選手のパフォーマンス向上。
【デメリット】
1.積雪による試合開催不可。
2.厳冬期の集客低下。
3.降雪期の交通網麻痺の懸念。
デメリットが三点しか挙げられていませんね。
重要な4点目が抜けています。
4.学校年度とのズレ
これにより、新卒選手は、シーズン終盤に加入することになり、
新シーズン開幕の夏まで、4ヶ月ほどブランクができます。
また、ユースの選手は、ほとんどが高校と両立しているため、
夏から始まると、3年生はリーグが終わる前に卒業になります。
ユースのリーグだけ、学校年度に合わせるのでしょうか。
この点について、報知の記事には、次のようにしか記されていません。
➝新卒選手はシーズン途中の加入になるなど
今後、克服しなければならないポイントも少なくはない。
また、記事には次のように記されています。
➝各クラブへのアンケートなどを通じて競技やビジネス面の利点、
欠点を検証中。
全クラブへのアンケートをまとめる際、どのような意見を採用し、
どのような意見を切り捨てたのかを、明らかにして欲しいものです。
当座決まっているのは、
「夏以降に議論を深めて理事会で結論を出す」ということだけです。
その割に、移行後のスケジュール表とかが掲載されていて、
マスコミを使って実態化のための洗脳が始まっているように思えます。
結局は、メリット大と感じている大クラブの多数決で決まりそうですが、
民主主義の大原則である少数意見の尊重を蔑ろにして欲しくありません。
どんな結論が出るのか、動向を見守りたいところです。