前節広島戦のファンタジスタロウの一発。
シュートの導線を、よくぞ瞬間的に見つけたものだと感心していたのですが、プロの目で見ると、そうではないことが分かりました。
中村憲剛氏の解説が、サカダイに。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/b19d323907ce95fdf7db20ebae7df9099cd0255b
憲剛氏によると、あのゴールは、次のようにして、タロウが意図的に生み出したのだそうです。
タロウは、ボールと敵DFの間に身体を入れて、敵DFからボールが見えないようにして、右足で少しボールを引いてヒールパスを出すように見せかけました。
敵DFの目線は、ヒールパスと思って、ボールと逆を見てしまい、それを防ごうと右足を出したことで、重心がシュートコースとは逆方向にズレてしまい、結果、シュートをブロックできなかったとなのだそうです。
憲剛氏は、敵DFだけでなく、味方、GK、サポなど、スタジアムにいる全ての人達を欺いた至極の引き技と大絶賛しています。
やはり一流選手の目線からの解説は、分かりやすいですね。
それを聞いてやべっちは、タロウのことを、マジシャンだと言ったそうですが、これはもう、イリュージョニストと言えるでしょう。