青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

敢えて川崎Fに問いたい

川崎Fは、ロッテや緑が見捨てて出て行ってしまった街で、
攻撃力の強化と地道な広報活動で、地域の誇りとなった素晴らしいクラブでやんす。

その川崎Fの地域の中には、非常にデリケートな問題を抱える地域もあって、
それに真っ向から取り組んだ証が、鄭 大世の存在だと基本的に理解しておりやす。

日本のJリーグは、一週間汗水たらして働いて観戦にきている、
善良な日本人の貴重な稼ぎの一部の積み重ねによる興行収入で成り立っておりやす。

仮にもJ1クラブの傘下で、少なくとも一般庶民より高給を取って働く選手であれば、
受け取った年俸の原資の意味について考えないわけはありやせんでしょう。

従前からの拉致問題に加えて、またも国際世論を全く無視した蛮行、
ゴリ押しでミサイル発射を強行したとんでもない組織がありやす。

現在ほとんどの日本人にとって、腹わたが煮えくり返る思い見ている組織、
決して現代国家とは認めたくない組織、それが北朝鮮でやんす。

こうした背景の中、Jリーグの興行収入を原資とする年俸を手にして、かつ、
北朝鮮の代表として国際試合に出ることが両立しても良いものなんでやんしょうか。

そんな当たり前の感覚すら口にしてはいけないほど、先人たちが遺した在日問題は、
戦争を知らない世代の我々が、いまだ重く背負わねばならないんでやんしょうか。

といっても、鄭選手個人のことを云々する気なんざあ毛頭ありやせん。

やつがれ知りたいのは、自らの支配下選手が北朝鮮のために働くことについて、
川崎Fという日本のクラブが、どんな見解をお持ちかということでやんす。

やつがれの浅くて狭い心を凌駕して、賛同に価する素晴らしい見解をお持ちであれば、
是非とも、拝聴させて頂きたいところでやんす。

よもや、クラブを離れた個人的活動については全く関知するところではない、
なんて無粋なことは言わねえでやんすよねえ。

もっとも、スポーツと政治は別だと言ってしまえば、それで終わりなんでやんすがね。