あめの日の閑話 参拾

土曜日の勝利の余韻に浸って全く気付いておりやせんでしたが、
すぐそこまで台風が来ており、朝からの大雨で通勤に難儀いたしやした。

昨日は総選挙。

やつがれは選挙権を得てから一度も棄権したこと無いのが自慢でやんす。
まあ、当たり前のことなんでやんすが。

結果は自民党の大敗。

自民党の代議士になっている大学時代の悪友は、
比例の救い上げのお陰でなんとか代議士の座を死守したことを確認。

こんな時代になるとは思いもよらなかった、大学時代はまさに昔日の感。

小泉氏は、本当に見事に自民党をぶっ壊してくれやした。

郵政大臣時代に郵政官僚にいじめられた恨みを晴らさんがため、
国民全部を巻き込んだ結果がこの事態とは、壮大過ぎて恐れ入谷の鬼子母神。

日本全国津々浦々、どこへでも５０円でハガキを届ける重要な仕事は、
国営のままでいいでしょうよ。

簡保の貴重な資金が適切に使用される趣旨を保全するには、
別に民営化しなくとも、監査の仕方で幾らでも工夫できるはず。

本当に民営化が必要なのは、ＮＨＫ。

ＴＶを買うのとイコールで強制加入で取り立てた視聴料で、
あんな馬鹿馬鹿しいくらい華美になった紅白歌合戦なんて必要ありやせん。

のど自慢、ドラマ、バラエティーも、民放やスカパーで不足することはなく、
昔と違い、地方だって通信放送は充分に行き届いている時代でやんす。

インフラ未整備だった戦後を、いつまで引きずってるんでしょうかねえ。

政府直轄の声明等の発表局と教育事業だけの運営なら、
今よりうんと少ない事業資金になるはずで、充分に税金で賄えるでやんしょ。

どこが政権が取ろうが構いやせんが、
要は本当の無駄を見つけて、ばっさりと叩っ切って欲しいもんでやんす。