青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

あめの日の閑話 参拾八

久し振りの雨、しかも雪になる一歩手前の氷雨でやんす。

きっと、何を勘違いして暴れているのか理解に苦しむ一部新成人に、
少しは頭を冷やせと天が降らしたものに違いありやせん。

ニュースのような騒ぎが全国で当たり前のように起きているなら、
成人式なんざ、やめちまったほうがいいに決まっておりやす。

とはいえ、やはり問題を起こしている輩は一部であって、
大多数は真面目な若者と信じれば、素直に成人式を祝ってあげたいところ。

ただ、つまらない祝辞や、アトラクションを設定するだけではなく、
成人式の意味を根本から見直してみるべきだと思いやす。

目を世界に転じれば、成人の儀式として、
バンジージャンプや回転逆さ吊りをさせられる国もあるわけでやんす。

もちろん、そんな野蛮なことをしろと言う気はさらさらありやせんが、
何らかの新成人への通過儀礼は必要なんじゃありやせんかね。

「成人した本日からは、社会人の良識を常に意識して行動することとし、
 最低限、他の人には迷惑を掛けないことを誓約いたします。」

成人式の場で、上述の文章をきちんと読み上げて署名した者にしか、
選挙権を与えないことにでもすれば、成人式の意味もあるんでやんすが。

選挙だけでなく、成人することで、酒も煙草も許されるわけでやんすが、
かち得た権利の裏側には、必ず責任が付いて廻るわけでやんす。

やんちゃが過ぎても、親が一緒に謝って廻ってなんとかなった時代は終わり、
悪行が過ぎれば、本人が刑に服して責任を取るしかないのが成人。

せめて成人式の機会にでも、その意味を考えて欲しいもんでやんす。

じゃないと、エイリアンのような凶暴な成人が増殖していって、
しまいにゃ、星人の日になっちまうやね。