2011J2開幕 サガン鳥栖戦

飛田給に着くと、まっ先にますやさんでビールという、
いつものＪのある週末が戻ってきた心地よさを味わうことができやした。

ただ、アウェイの洗礼ではないけれど、Ｊ２の悲哀を感じたのは、
いつものバナーフラッグがなく、路上警備員を見かけなかったこと。

それ以外は、昨年とあまり変わらないことが確認できやした。

入場者も、１万５千人位まで落ち込むんじゃないかと噂されたやしたが、
Ｊ１の他会場を凌ぐ２万１千人という集客力を堅持していることに安堵。

何と言っても、東京スカパラダイスオーケストラのLIVEは、最高の景気付け。
やはり、音楽は心を熱くさせ、東京愛でスタジアムに一体感が生まれやした。

試合内容は、前半はダメダメだったけど、
後半の盛り返しで、なんとか東京の今後の形が垣間見えた感でやんした。

Ｗタツヤとホクトというメンタル的に超前掛かりな布陣では、
やはり空回りしてしまう印象しかありやせん。

どうしても、大竹のバイタルエリアでの捌きが欲しいと思ってしまいやす。

また、谷澤のゴールは、ほとんど平山のゴールなんだけど、
あの詰め方こそ、東京に足りなかったピースであることに間違いありやせん。

周りへの伝播も含めて、良い選手が来てくれたと思いやす。

あと、セザーは、ＰＳＭ同様に、真のストライカーの片鱗を見せてくれやした。
フル出場する日が来る日が待たれやすねえ。

早く、全てが噛み合っての圧勝を見たいもんでやんす。

試合後、さっそく谷澤選手がシャーの洗礼を浴びたわけでやんすが、
手の廻し方が、「東京が好き」の水平グルグルになってて笑わせて頂きやした。

あと、塩田も呼ばれたら、わざわざメインからシャーに戻ってきやしたねえ。
Ｊ１チームからの誘いを絶って残留を決めた男のシャーは、感無量。

塩田が居てくれるってのは、ほんと心強いねえ。

久しぶりに、２万人が和んだ気持ちで帰途に付けた開幕戦でやんした。