先の日曜日、鹿島と桜大阪の一戦は、とても後味の悪い、面白い試合でやんした。
桜は乾。
ドリブルから相手をブッチギってのゴイスーなミドルを決める一方、PKを蹴らして貰えずに駄々をこねるガキンチョぶりに、干された理由がよく判りやした。
鹿島は、崖っぷちが視野に入ったのか、なりふり構わないサッカーで、まるで王者の風格なし。
一言でいえば、えげつな~いサッカー。
サッカーってのは、GK一人から3点を奪うことができるスポーツなんだと初めて知りやした。
桜のGKは、明らかに一点目のミスで、素人目にもバランスを欠いていたので、交代すべきだったのでは。
その一点目は、ゴールキックしようとしたGKが、ボールを置いた瞬間、後ろの田代に掻っ攫われてゴールされたもの。
もちろん、GKのミスなんでやんすがねえ。
前にも天皇杯で、当時札幌にいた北九州の佐藤が、新潟の矢野に似たようなゴールを決められたことがありやした。
でも、あれは偶然死角にいた感じでしたが、今回のは明らかに、田代が視線を避けて背後に回り込んで隠れておりやした。
意思を持って故意に狙ったプレイは、非紳士的な行為であって、むしろカレー券を貰っても可笑しくないプレイだと思いやす。
正直見てて、佐藤のときは、あっ、やっちゃったで、今回の田代のは、ひでえ、と思いやした。
その後、桜のGKは、飛び出せないとこ飛び出したり、出過ぎて空のゴールに入れられたりで、ボロボロになったわけでやんす。
まあ、良い勉強したと思うしか、ありやせんね。