この世には、色んなナイスguyがいるもんでやんすが、世の中の基準を遥かに超えた規格外な輩がおりやすなあ。
某製紙会社の御曹子。
百億円もの巨額資金を、使途不明な私的流用に充てるとは、凄いもんでやんす。
噂通りカジノに使ったとすると、その勝負のヒリヒリ感の後は、普通の人間なら、もう魂の抜け殻になっているに違いありやせん。
そんな凄い経験ができた点だけ取れば、正直、羨ましいとも思いやす。
しかし、普通はその後の会社財務面への悪影響や、家族や関係者の処遇を思って、踏み止まるわけでやんす。
そして、廻りはみんな思うわけでやんす。
とんでもないことしでかした大馬鹿野郎だ、と。
そいつが、ニュースでしか知らない存在なら、それで終わり。
でも、世の中意外に狭くて、その大馬鹿の御曹子が、やつがれの母校のごく近い後輩と知って、ホント驚きやした。
そして次に、こう思いやした。
百億あったら、愛媛FCは、どんだけのビッグクラブにできることか。
やつがれの思い付く道楽用の使途なんてそんなもんでやんすが、少なくともそれなら、地域貢献できたんでやんすがねえ。
あいつに誰もサッカー教えなかったのがまずかったんだろうね。