青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

2012年重大ニュース

さあ、2012年も残すところあと僅か。
やつがれ的に、今年一番のニュースと言ったら何か考えてみやした。

やはり、今年一番と言えば、元日の天皇杯優勝しかありやせんね。

元々はやつがれはフリエで、Jリーグ開幕前年のナビスコカップで、
スタンド観戦してから、サッカーの面白さに惹かれたわけでやんす。

フリエは2回天皇杯を獲っており、元日参戦の機会はあったものの、
残念ながら、フリエの天皇杯優勝は、どちらもTV観戦でやんした。

丁度、二人の息子が2回優勝した大会の頃に、順次誕生した形で、
元日に嫁と赤子を残して一人で出掛けるわけにもいかず、断念。

フリエのラスト試合となった2回目の優勝は、涙ぼろぼろ流しながら、
TVの画面に釘付けになっておりやした。

懐かしいね。

それから2年は放心状態が続き、Jリーグの記憶が全くありやせん。
そんなやつがれの心を目覚めさせてくれたのが、味スタ。

子供も幾らか大きくなり、スポーツ観戦に興味が出て来た頃で、
観てみたいというので、久し振りに行く気になったわけでやんす。

味スタでは、屋根の鉄骨が武骨なようでいて、和傘の骨組のような、
折畳み文化の繊細な美しさも感じられて、そこに先ず惹かれやした。

試合では、名前も特徴も判らな東京の選手たちが、チャンスとなるや、
相手ゴール前に一気に全員が上がって押し込む力強い攻撃に、大感動。

それが、自分の戻る場所、東京との出会いでやんした。

そんな東京が、いつか元日に国立のスタンドに立ってみたいという、
やつがれの20年越しの想いを、今年叶えてくれたわけでやんす。

元日に日本中でサッカーをしてるのは、国立競技場だけで、
諸条件に恵まれた者しか立てないゴール裏に立っているという幸福感。

しかも、愛するクラブの選手達が、権威ある大会の優勝の栄に浴す瞬間を、
この目にしっかり焼き付けることができたという僥倖。

年が明ける前に、改めて言わせて頂きやす。

ありがとう、東京。