拝啓 ソウタ兄ちゃん。
それでも後半になればきっと敵の足も止まり、決まるはずだと思ってたら、
キーパーの後ろも人が守ってて、そうなると、もうコースがないわけで。
キーパーの後ろも人が守ってて、そうなると、もうコースがないわけで。
90分があっという間に過ぎ、一本も決められなかったとき、
僕らは憔悴しきって、もう半分は、覚悟してたんだ。
僕らは憔悴しきって、もう半分は、覚悟してたんだ。
でも、僕らはやっぱり信じてた。
ソウタ兄ちゃんが、絶対に決めてくれるって。
ソウタ兄ちゃんが、絶対に決めてくれるって。
ソウタ兄ちゃん、ありがとう。
ソウタ兄ちゃんの豪快なヘッドに、僕らはみんな救われたわけで。
ソウタ兄ちゃんの豪快なヘッドに、僕らはみんな救われたわけで。
何のせいで、ここまで重いものを僕らが背負わされたかは知らないけれど、
この重い何かから解き放たれた僕らは、これで元日の夢を語れるわけで。
この重い何かから解き放たれた僕らは、これで元日の夢を語れるわけで。
僕らには、やっぱりソウタ兄ちゃんが必要です。