またしても京都か、と思ってしまった暴走事故が、昨日、京都府八幡市で発生いたしやした。
なんでも、歩道の縁石に乗り上げ、ガードの鉄柵をなぎ倒し、その斜めになった鉄柵をジャンプ台にして、歩道の小学生の頭に当たりながら、なんと7mも空中を飛んで、歩道の横の畑に突っ込んだらしいでやんす。
凄まじい事故でやんす。
なんでまた、そんな事故を起こしたかと言えば、免許取って1年も経たない18歳の若造が、中古の改造Zに乗って、一般道をドリフト走行で左折しようとして失敗したんだそうな。
言語道断。
交通ルールの本質的意味も、それを守る自制心も無い者には、自動車や自転車は凶器にしかなりやせん。
それは、他者を傷付けるだけでなく、本人も、刑事罰と重い賠償責任を背負うことになり、そこに明るい未来は、もう待っておりやせん。
運転が上手いとはどういうことか、なんて論議を耳にすることがありやす。
もちろん、かっこいいスポーツカーを乗り回して、ドリフト走行を決めることではありやせん。
安全運転ができること、これに尽きると思いやす。
安全運転とは、先ず見える危険に気付き、次に目では見えていない危険を、経験からくるイマジネーションで見通して、危険を避けることができる運転だと思いやす。
最近では、歩いていても、スマホばかり見ていて、前を見てない馬鹿者が多過ぎやす。
その基本の危険察知能力が欠落していては、安全運転など望むべくもありやせん。
本件のような事故を防止するには、基本の基本から注意喚起をして、ことに当たっていくべきだと思いやす。