キモいという言い方も気持ち悪いんでやんすが、それは置いといて、朝日でなんとも気持ち悪いニュースを見やした。
東北大の入試で、駅から大学に向かう臨時バスに乗り切れない受験生が続出したため、試験開始を30分遅らせたそうでやんす。
なんでも、受験生に付き添う両親が増えたせいで、そのあおりで乗り切れなくなったんだそうな。
昔は、18歳にもなれば、自分で何もできない赤子のように思われるのが恥ずかしくて、絶対に親が付いてくるのを拒んだもんでやんす。
付いていきたい親の気持ちも分かりやすが、そこまで手助けしても、かえって子供のためにならないと思うのが、ホントの親心ってもんでやんす。
先日、某合同就職面接会に面接官として参加したときもおりやした。
息子べったりの母親が同席してきて、質問にろくに答えられない息子のドイヒーな回答を間違いですと遮って、それらしき回答をしてくれちゃうわけでやんす。
受験や面接を、己の力で乗り越えなかったら、その本質的意味が無いことも分からない輩が増殖してるのを目の当たりにしると、この国の行く末に寒気を感じてしまいやす。
そんなベッタラ漬けのような親子関係を、ちっとも気持ち悪いと思わない親子関係が、気持ち悪くてなりやせん。
